白馬三山 白馬岳(2932m)、杓子岳(2812m)、鑓ヶ岳(2903m)(2012.8.10~13)
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2012/8/10 猿倉~大雪渓~村営白馬岳頂上宿舎

2012/8/10 村営白馬岳頂上宿舎~白馬岳往復

2012/8/11 村営白馬岳頂上宿舎~杓子岳~鑓ヶ岳

2012/8/11 鑓温泉分岐~鑓温泉小屋

2012/8/12 鑓温泉小屋~小日向~猿倉、白馬村

コース&コースタイム
- 2012/8/9
前橋(21:25)→松井田妙義IC→(上信越道)→長野IC→猿倉(24:35)
- 2012/8/10
猿倉駐車場(5:20)→猿倉荘(5:23/5:33)→白馬尻小屋/朝食(6:33/7:08)→大雪渓入口(7:25/7:36)→(大雪渓)→大雪渓出口(9:30/9:42)→葱平(岩室跡)(9:56)→非難小屋/昼食(11:07/11:33)→村営白馬岳頂上宿舎(12:45)
村営白馬岳頂上宿舎(14:13)→白馬山荘(14:38/14:50)→白馬岳山頂(15:07/15:25)→白馬山荘(15:43/15:56)→村営白馬岳頂上宿舎(16:15)(泊)
- 2012/8/11
村営白馬岳頂上宿舎(6:40)→丸山→杓子岳山頂(8:12/8:17)→鑓ヶ岳(9:34/9:38)→鑓温泉分岐(10:12/10:15)→大出原/昼食(10:44/11:10)→鑓温泉小屋(12:48)
- 2012/8/12
鑓温泉小屋(6:28)→最初の雪渓横断(7:03~7:13)→2つめの雪渓横断(7:35~7:40)→サンジロ(8:13/8:20)→小日向コル(8:57/9:00)→中山沢(9:39/9:44)→水芭蕉平(10:18)→猿倉荘(10:54)
メモ(雑感)
- 2012/8/9
もう少し早く出たかったが、結局この時間だった。長野ICを降りたところで、コンビニで買出し・トイレ休憩をした。八方のオリンピック道路を真っ直ぐ行けばそのまま猿倉への道になるが、カーナビが猿倉荘の場所を認識できず白馬村役場を案内するため、少し遠回りをした。猿倉の駐車場は、臨時の駐車場と書いてある猿倉荘裏の駐車場に駐車。臨時駐車場は行ったときで6割位の駐車だった。
猿倉荘前は20台位しか駐車できず満車だった。
- 2012/8/10
猿倉荘で登山届の提出とトイレ休憩、朝食は白馬尻小屋として、ザックに入りきらない朝食はレジ袋に入れて持ち歩いた。
大雪渓は、6ッ爪アイゼン、4ッ爪アイゼンを付けて登った。大雪渓の風は気持ちよかった。雪は締まっており、アイゼンはなくても登れるが、付けた方が安心して登ることができる。
大雪渓の中央あたりで斜度が緩くなるところで一休みし、大雪渓上部に島のようになって雪のないところがあり、そこで休憩を取っている人が多かった。少し雪渓を登ると大雪渓の終点となり、アイゼンを外した。外す場所は狭いので素早く外して大雪渓を後にした。
落石があるので長居はしない様にの看板があるところを過ぎると岩室跡、葱平お花畑となる。
山頂方面や大雪渓を見ながら登ると小屋らしきものが見えて、そこまで頑張ろうと登ると非難小屋だった。トイレではないよと書いてある。水はあるが飲めない、水場は10分~15分登ったところにある。11時を過ぎたので昼食を食べた。
水場で冷たい水を飲んで、12:45頃に村営白馬岳頂上宿舎にようやく到着。
頂上宿舎にチェックインし、部屋に荷物を置き、一休みしてから白馬岳の往復をした。あまり調子の良くないかみさんも時間がかかったが山頂に行くことができた。
タイミングが悪く白馬山荘に着く前にガスってきてしまい、山頂からは360度の眺望はなかった。
山頂からは少し顔を見せる旭岳や三国境方面の山をみて、山頂の記念写真を撮って下山した。
白馬山荘でおみやげを購入。売店、レストラン内は座る席がないほどにぎやかだった。
頂上宿舎に戻り、ようやくお預けしていたビールを飲み、17:00からの夕食だった。食べ残しのないように好きなものを好きなだけ取るビュッフェスタイルで、沢山食べてしまった。
生憎ガスっていたため、星はみることができなかった。21:00に就寝。
- 2012/8/11
5:00から朝食、朝食もビュッフェスタイル。
白馬岳頂上宿舎で記念写真を撮って出発、丸山の山頂には道標など何もないので、山頂と分かったが、丸山と分からず通過、杓子岳の登り上げるところも分からなかったが最初の踏み跡から登った。本道ではなかった様だ。
杓子岳は、ガレ場で登りにくい道だった。山頂は細長く狭かった。山頂から下るところは東側が切り立った崖の上を通っており、家族はビビっていた。杓子岳から鑓ヶ岳の間は、コマクサが所々咲いており、探しながら縦走した。グリーンパトロールの人が雷鳥を見つけ、自分たちも見ることができた。
鑓ヶ岳は左回りで登り上げる。鑓ヶ岳の山頂の稜線上にいくつか道標があるが、鑓温泉への分岐へは結局どれも同じところに行ける。鑓ヶ岳の山頂の柱は文字も見えなくなってきている。かろうじて標高が読めた。
天狗山荘営業中とある道標を見て鑓温泉へ下山、途中の大出原はチングルマの花やすでに実となったものが多かった。ハクサンコザクラが咲いており可愛かった。
大出原で昼食を食べた。少し下ると「ストックをたたんで慎重に!」の案内版があり、ストックを終って下った。ハシゴ、鎖場となり、黒曜石のような黒い岩で沢沿いにあるところは常にぬれており、本当に滑り易い。鎖場の難所が何箇所かあった。時間がかかったが、全員無事、鑓温泉に到着した。
温泉は、露天風呂は混浴、女性専用の内風呂がある。19:30~20:30は、入れ替わる。
就寝時刻は20:30だが、22:30頃までにぎやかだった。ドアが引き戸になっており、入口付近に寝ていたものだから開閉の度にうるさく良く眠れなかった。
- 2012/8/12
2:30頃より人の動きがあり、入浴したりしている人がいて引き戸の開閉がうるさかった。寝ている人がいることを忘れた行動を取る人が多くて閉口した。
5:00から朝食、準備をして昨日より早く出発できた。
最初の沢の横断は、雪渓はなくなっていたが、鎖とハシゴで沢に下る。ハシゴの段差があり下り難かった。その次の沢の横断は雪渓をV字に横断する。人食い岩の先に次の沢の横断があり、雪渓の侵食が進んでおり、下流へ3つ目の横断箇所だった。サンジロを過ぎ、登り上げてようやく小日向のコル(中間点)に出た。
小日向コルの先にはお花畑、樹林帯の中の長い下山コース、途中で水芭蕉平でおばけ水芭蕉の葉っぱを見ると猿倉へは直ぐだった。
猿倉荘でご褒美のチーズケーキとアイスクリームを食べて駐車場へ、猿倉~八方の間の狭い道は、12:20のバスとすれ違う前にかろうじて通過することができたので迷惑をかけずに済んだ。
帰りに白馬の「みみずくの湯」で汗を流して帰ったが、山荘で会った人がかなり入っていたのでビックリ、皆さんが寄る日帰り温泉だった。
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